生産部製造2課
社員インタビュー

お客様の要望にお応えし、独自形状の精密な製品づくりを、私たちは実現します!

入社経緯と業務内容を教えてください

工業高校で学んでいる時からものづくりに興味があり、就職活動中に新熱工業の存在を知りました。他の一般的な工業系の会社と異なり、工業用ヒーターを設計、製造、販売しています。「まず工業用ヒーターって何だろう?」と思うところから興味を覚えました。調べると、コンビニのホットスナックなどに使われている機械などがあり、その形状も面白いです。こういう製品をつくる仕事は楽しいと思い、入社試験に臨みました。

担当はヒーターの曲げ工程です。真っ直ぐな棒状のものを、M字にしたりU字にしたりと、必要に応じて曲げていきます。形状を手曲げで行う工程です。大変なのは、あまり機械を使わずに曲げるため、力と体力が必要なこと。もちろん精度も出さなければいけません。誰が行っても同じような精度が出るよう考え、業務に臨んでいます。大変な分、達成感も大きく、やりがいのある仕事です。

友人から就職活動の見学バスツアーに誘われ、偶然やってきたのが新熱工業でした。学んでいる大学が文系でしたので、それまで、ものづくりに興味はなかったのですが、この会社の仕事は面白いと直感。見学した縁もあり希望したインターンシップ期間を経て、入社を決意しました。

自分が担当しているのは溶接です。全く畑違いの形で入社しているため、最初は仕事も用具もわかりません。正直、先輩方から何を言われてもチンプンカンプンでした。ある程度覚えてからも、扱う製品が多品種でいろいろな形がありますから、それら一つひとつに合わせた溶接が必要。そこに対応するのが大変でしたが、逆にそこはやりがいです。覚えていくごとに自分の成長が感じられるので、苦しいと思ったことはありません。

大変なこと、嬉しいことは?

難しい形状の製品を問題なく一発でつくれた時です。新規品を受け持ち、スムーズに遂行できた時も嬉しい。自分自身のスキルが上がったと実感できる時にやりがいを感じます。何年か前の自分なら、一人ではできず上司に細かく確認しながら行っていた作業が、今では自分で判断できるようになりました。そこに達成感を感じます。

新熱工業の強みとは?

形状の独自性もありますし、その精密さが、新熱工業の品質的な強みだと思います。世の中にないものを、お客様のご要望に沿って開発していく技術スタンスは、やはり「新熱工業ならでは」と言えるもの。働く側としては大変ですが、そこが会社のストロングポイントになっていますから、私たちにとって大きなやりがいです。同時に自分たちのスキル向上、経験値アップにも繋がっています。

会社の雰囲気は?

良い意味で先輩と後輩の壁が厚くない会社だと思います。非常に接しやすい、相談しやすい、和やかな雰囲気。広い意味で仲間という感じです。困っている人がいたら自然とフォローし合う関係性。一般的な会社のようなガチガチな縦の結び付きではありません。

今後の目標を聞かせてください。

私は入社して6年目になります。後輩が増えてきますので、かつて先輩方から教えてもらったように、引っ張っていける人間にならなければ、と考えます。今までよりも責任感を強く持ち、しっかり指導できるようになるのが目標です。

自分は入社3年目で、まだまだ覚えることがたくさんあります。長い歴史を持つ溶接の知識と技術をしっかり身に付けたいです。まずは様々な資格の取得に向け、これからも現場の業務に取り組んでいきます。