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水蒸気加熱の方法と、気体加熱器が使われている場面と使用法



気体加熱器と水蒸気加熱の方法



蒸気というのは食品加工やガラスや機械製造といった場面で多く用いられています。最近では家庭で使用されているオーブンレンジで水蒸気が使われることが増えており、一般的にも浸透してきています。オーブンの加熱についても、蒸気を直接触れさせる直接加熱という処理が一般的です。これは、家庭用オーブンの場合には、加熱を水蒸気で行うことで油を控えることができたり、栄養成分を損なわず調理ができたり、というメリットがあるために活用がされています。

また、この直接加熱は家庭での用途以外に工業場面でも使用されています。殺菌や滅菌処理のために使われたり、ゴム製品の製造工程で使われたりということがされており、直接蒸気を当てる工程は昔から多く用いられている加熱法です。

それ以外に、工業的には間接加熱が多く用いられています。間接加熱というのは、熱交換器を使用して加熱する方法です。蒸気の熱は熱交換器の壁面から蒸気を当てたいものに伝えていきます。直接的に蒸気と被加熱物とが接触しないことが大きな特徴です。この間接加熱がされるために用いられるのが熱交換器や気体加熱器、といった製品です。

間接的に加熱することのメリットとして製品に蒸気が直接触れることがないために水分が製品に残る心配がありません。これは衛生的な観点からも効果が高く、特に食品や食品の保存容器での使用ではとても大きなメリットです。

昔は間接的に蒸気をあてるために、音が大きいことや使うエネルギーが大きいといったデメリットもありました。しかし、最近では研究も進んでおり、気体加熱器の音についても静音性が高いものになっていたり、動作が静かなもの、省エネ性能の高いものも増えていたりと使用しやすいものが増えています。性能も良く、なおかつ使用する被加熱物に対しての安全性が高いということでよく利用されるようになっています。



気体加熱器の仕組みと特徴



気体加熱器というのは、半導体製造装置であったり液晶製造装置といったもので使われています。製品の特徴として、空気や窒素ガスといった気体の不活性ガスの高温加熱に使われたり、ウェットクリーニングをした後の水分除去のために用いられます。

基本的に製品の仕組みとして、気体加熱器の外側がかなり高温になってしまうために危険です。気体の温度が500度まで上がりますから、外装温度は300度まで上がりもしも外装部分に触れてしまえば、大事故にもつながりかねません。

しかし、最近の製品については、加熱時の外装部分の温度が上がりにくいように加工をしたり、素材を工夫したりすることで、やけどの心配が少なくなりました。そのため、外装部分の温度は常温程度から90度ほどまでに抑えることができます。また、外側への放熱が小さいことで省エネ設計にもなっています。

また、ヒーターの中に流れる気体の速度を調整することによって、ヒーターの電力密度を高くすることが可能になりました。そのため、組み込むことができるヒーターも大きくなり、大型の製品も製造できるようになっています。そのため、使用できる場面についても増えており、様々な製品で使うことができます。

製品のサイズも様々なものがあり、使用する場面や製品のサイズに応じて自社に合ったものを選ぶことができます。適切なサイズのものを選ぶことができるために、製品の置き場所に困ることもありません。小型のものであれば、設置場所を移動できるので工場内で複数の場面で使用することもできます。



気体加熱器の選び方



気体加熱器は、製品によってサイズが大幅に違います。そのため、使用する製品によって適切なサイズを選ぶことが必要です。少流量気体加熱器は少流量という名前の通り、加熱する気体の量が少なくて良い場面での使用に適しています。商品サイズは小さいですが、加熱する機体の最高到達温度は最大で350度まで上げることが可能です。コンパクトであり、製品の配管に直接接続することができるため、使用場所の幅が広いことも特徴です。温度制御についても合わせて温度制御器を用いるようにすれば、出てくる機体の温度を調整して一定に保つことができるため、安定的に同じ温度の気体を送ることができます。

それに対して、大流量気体加熱器は名前の通りヒーター容量が大きく大量の気体加熱ができます。空気や窒素ガス、アルゴンガス、水蒸気といった様々な気体の加熱に使うことができる製品もあります。大きいことによってかなり大きな製品の加熱も可能です。そのため、配管に直接入れて中の殺菌や乾燥をするということもできます。

製品によってかなりサイズが違ってきますし、使用できる用途によって必要なサイズにも違いがあります。そこで、使用するものの口径を考えることと、必要な温度を確認した上で自社で使用する製品によって適切なサイズを選択することが重要です。

自分たちで使用するのにどの製品を用いれば良いか分からない時にはプロに相談することが一番です。適切な商品のアドバイスをもらうことができますし、商品の使用方法についてもアドバイスをもらうことができ、安心して商品を選ぶことができます。

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