シーズヒーターの新熱工業HOME > コラム > 寒い季節の作業などに便利な投込ヒーターについて

寒い季節の作業などに便利な投込ヒーターについて


冬場の作業現場などで活躍する投込ヒーターに関する情報




寒いシーズンに屋外で作業を行う場合、投込ヒーターはとても便利に使用することのできるアイテムです。例えば、バケツに水を入れ、投込ヒーターを入れれば、それだけでお湯を沸かすことが可能になります。また、食品を加温するために使用することもできます。このアイテムを使うにあたっては、使用方法と注意事項について、あらかじめ理解を深めておくことが大切となります。


投込ヒーターは、水を入れた容器に入れるだけで、電気の力でお湯を沸かすことのできるものになります。特に、冬場の屋外で、大工や左官、塗装、ボンド接着、クロス貼り、タイル貼りなどの作業を行う場合、現場に用意しておくと、使い勝手の良いアイテムです。例えば、作業の手を止めて一休みする時には、コーヒーを温めて飲むことも可能になります。あらかじめディスカウントショップなどで缶コーヒーをまとめ買いしておき、現場で温め直せば、経費を節約するためにも役立ちます。


また、屋外でお湯を使用することができるため、他にもさまざまな活用シーンが見つかります。例えば、換気扇などについた油汚れを落としたり、作業現場で道具や工具などを洗ったりする時に便利です。また、アウトドアライフを楽しむ時のレトルト食品の加温・食器洗い、園芸・農作業の後片付けなど、幅広い場面で活用することができます。その他にも、低温によって硬度が増したコーキングをお湯で温めて軟らかくすれば、作業が行いやすくなるという利点があります。




使用するに際しての注意点について




これまで述べてきたように、冬場の屋外作業などで便利に使うことのできる投込ヒーターですが、使用にあたっては注意事項も存在します。例えば、投込ヒーターを空焚きすると、ヒーターの寿命が短くなるほか、絶縁不良や断線による焼損の原因になるので、注意する必要があります。投込ヒーターの空焚きは、「空焼き」とも呼ばれますが、加えた熱が水に伝わることなく、ヒーターが異常な高温になった状態のことを言います。


空焚きによって絶縁不良が起こると、漏電ブレーカーが作動しますが、過剰な熱によって、ヒーターが破損する場合もあります。また、本体の温度が上がりすぎることにより、やけどや火災が発生する原因にもなるので、気をつけましょう。また、バケツなどに水を入れ、ヒーターを入れて加温する場合は、水位が発熱部分より下がったり、発熱部が加熱槽に直接触れたりしないよう注意してください。そのような場面では、温度コントロールや水位スイッチなどの機能が搭載されたアイテムを使用すると、安全性が高くなります。


そして、電源端子は、防水仕様となっていないため、水没させないように注意する必要があります。水の補給を忘れて空焚きの状態になると、ヒーターの絶縁抵抗が低下し、発熱部分が腐食もしくは変形して、縞模様ができます。発熱部分の上部には、黄銅製の接続管がついていますが、この部分まで高温になると、変色が起こります。黄銅は、銅よりも高い温度で融解するため、気をつける必要があります。こちらの接続管自体は熱を発しないものの、発熱部の温度が上昇しすぎて熱が伝わることによって、変色や変形が起こることとなります。




機器を安全に使用してトラブルやアクシデントの発生を防ぐ方法




投込ヒーターの使用に際する機器の故障や火災、やけどなどのトラブル、アクシデントは、ほとんどの場合、人為的なミスが原因となって引き起こされます。水を入れたバケツなどにヒーターを入れるだけなので、簡単に設置することができるのは魅力的ですが、本体が水没したり、水位が下がりすぎたりしないように気をつける必要があります。そのようなリスクを軽減するためには、必要に応じて安全装置の搭載されたアイテムを選ぶと良いでしょう。搭載されている安全装置によって、商品の価格には違いが生じてくるので、あらかじめチェックしておくことをおすすめします。


不測の事態が発生し、ヒーターが損傷してしまったら、速やかに電源を切って使用を中止するようにします。また、機器を使用した後は、水位が下がりすぎていなくても、本体は高温の状態となっています。そのため、容器から取り出すのは、本体の温度が下がってからにする必要があります。なお、商品に付属されているフックを使用すると、本体の水没を未然に防止することが可能です。


これまで述べてきたように、投込ヒーターは、寒い時期の作業現場などで使い勝手の良いアイテムです。ただし、便利だからといって安易に使用すると、使い方を誤り、機器の故障や火災、やけどという問題が発生するリスクも生じてくるので、気をつける必要があります。このようなリスクを回避して機器を安全に使用するためには、あらかじめ正しい使用方法を理解しておくことがポイントになります。機器の使用中に目を離す機会が多い現場では、特に注意を払いましょう。

次の記事へ


▼よく読まれている記事
1位 過熱水蒸気の仕組み
2位 工業用ヒーターの種類と選び方、ヒーターにこだわる理由
3位 シーズヒーターの使われている技術
4位 シーズヒーターの熱効率について
5位 水蒸気加熱の方法

シーズヒーターのことなら新熱工業


Copyright SHINNETSU CO.,LTD. All rights reserved.