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堅牢な仕組みをもつ高性能なシーズヒーター

使いやすくて便利な電気ヒーター


暖房器具や調理器具の熱源として、よく見られるのは灯油やプロパンガスなどを使用する燃料式のものです。各種の燃料を燃焼させて起こした炎の熱量は、火力を活かした炒め物などの調理や、雪国などの寒い土地や大きな部屋の暖房に適しています。さまざまな用途に用いる熱源として魅力的な選択肢の一つです。
しかしその反面、燃料を燃やして火を熾す仕組みのため、換気や燃料の供給が必要不可欠な欠点があります。特に、寒い季節に換気を行えば、せっかく暖まった室温が下がってしまいます。また地震が多い日本では、ガスコンロに用いるガスが、電気などと比べて比較的回復が遅いインフラであることも悩ましい点です。これらの避けがたい性質を煩わしく感じるのなら、電気ヒーターの方が向いているかもしれません。
電気ヒーターは、電気を熱に換えて使用する装置です。そのため、ヒーターが使えるだけの電気さえ供給できるのであれば、燃料の補充や供給無しで使える利点があります。石油やガスなどの燃料を使うタイプと異なり、熱を生み出す過程で燃焼反応が起きない点も長所でしょう。燃焼によって発生した二酸化炭素などによる空気の汚染が無いため、空気の乾燥が起きないタイプの電気ヒーターを導入すれば、部屋の換気をせずに使い続けることも可能です。
電気ヒーターにはさまざまな種類が存在します。例えば、オイルヒーターやハロゲンヒーター、セラミックヒーターにカーボンヒーターなどです。それぞれの種類によって長所や短所があり、適している用途にも違いがあります。それらの中でも頑丈で寿命が長く、暖房としての性能が高い製品を求めているのなら、シーズヒーターを選択すると良いです。

丈夫で高性能を求めるならシーズヒーター


シーズヒーターは電熱線を酸化マグネシウム、通称マグネシアなどの絶縁性をもつ粉末と共に、金属製の筒に組み込んだものです。その仕組みはニクロム線を巻いたコイルを金属の筒が取り囲み、その間に粉末が充填された形になっています。発熱する電熱線が金属製の鞘に納められたような構造であるため、英語で鞘という意味をもつシースという言葉からシーズヒーターという名前がついています。
シーズヒーターはいくつも長所を持っています。絶縁体の粉末と金属筒を利用する仕組みにより頑丈で、電熱線が密閉されているため寿命も長めです。カーボンヒーターなどで稀に起きる衝撃による破損は、シーズヒーターではよほどのことがない限りは起きないでしょう。電熱線がむき出しのストーブより交換までの時間が長くて、外部から衝撃を与えられても壊れにくいヒーターを探しているなら最適な選択となるかもしれません。
シーズヒーターの仕組みを活かした壊れにくさは大きな長所ですが、優れている部分はそれだけではありません。暖房器具としてみたとき、その性能の高さも大きな魅力です。照射された物体を加熱する効果がある遠赤外線の放出量において、シーズヒーターは廉価な他の方式より倍近い出力を持っています。それでいてハロゲンヒーターなどを用いた製品よりもコストパフォーマンスは高めです。ハロゲンヒーターなどを用いた暖房器具を使っていて出力や電気代に不満を感じているのなら、シーズヒーターを用いた製品に切り替えてみる事をおすすめします。

いくつかあるシーズヒーターの欠点


非常に優れた性能を持つシーズヒーターですが、短所が無いわけではありません。まず挙げられるのは高価であるという点です。シーズヒーターを用いた暖房器具などは総じて高価で、比較的安価な製品が多いハロゲンヒーターなどよりも導入する際の負担が大きいという欠点があります。その堅牢さと長い寿命、コストパフォーマンスの良さもあり、外的要因によって壊れなければ長く使える製品ではありますが、最初の投資を許容できるかどうかは人によるかもしれません。また、単純な電気代の安さならカーボンヒーターの方が安い傾向もあります。
また、ヒーターの正面で遠赤外線を浴びて暖まる使い方には向いていますが、部屋全体の空気を暖めるような使い方には向いていません。ただしこれは石油ストーブなどと比較した際に、オイルヒーターなどの例外を除いた電気ヒーターの多くに共通した欠点でもあります。広い部屋の暖房を一台でおこなうつもりなら、別の方法を考えたほうが良いかもしれません。さらに遠赤外線を浴びる際に、限度を超えて浴び続けると、低温やけどを負う可能性があります。使用の際は説明書を読み、適度を守って使うようにしましょう。
若干の欠点もありますが、シーズヒーターが優れた仕組みと機能をもつ事に変わりはありません。遠赤外線を出すタイプの電気ヒーターを探していて、その性能を追求するなら有力な候補となるでしょう。電気を用いる暖房器具などの用途で最高の一台を求めるなら、検討してみることをおすすめします。

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